2011年06月07日
東日本大震災【静岡県災害ボランティア活動報告】
「災害ボランティアを終えて~きっとこの先に~」
活動期間 H23.6.2~6.6 (実活動3日間)
活動地域 岩手県大槌町(拠点:遠野市まごころ寮)

私は5/31から既に活動されていたゆうゆうの里のスタッフさん3名のチームに6/3から合流しました。私たちゆうゆうの里第10次隊チームが行った支援は、入浴介助を必要とする方9名の入浴介助と避難所・自宅から施設までの搬送、必要物資の調達や新たなニーズ確認でした。実際には、避難所での長引く生活により体調不良となり、当日入浴のキャンセルの方も多かったです。小さな支援でしたが、あの時にあの場所であの活動ができたのは私たちのチームだけでした。
対象になる方は、市の保健師や地域包括支援センターから依頼があり、自宅が被災に会い避難所生活をされている方等で、自衛隊の設営する入浴施設では手すり等がなく入浴できず他の介護サービスが受けられていない方が中心でした。皆さん体調の変化はあるものの日常生活をまわりの方々に支えられ何とか自立して暮らしていました。
そこで出会う方皆さんが、仮設住宅へ移りたいとの希望を持っています。避難所生活の長期化による体調不良などが心配され、感染症の蔓延、ストレスや運動不足による機能低下など多くの問題を抱えています。仮設住宅の設置が進んでいくことを望みます。現在、避難生活を余儀なくされている方は全国で99,000人弱。

ただ仮設住宅へ移った後の生活にも課題があります。避難所生活ではあらゆる人の支援が受けられます。物資の調達や食事の提供、国内外からのボランティア慰問や避難者同士の支えなど。抽選に応募し徐々に仮設への移住、このため今までの人のつながりが断たれ、孤立化や生活困難、仕事が見つからないことによる経済的問題など、まだまだ支援は必要と思われます。

6/11で震災3か月がたちます。震災後3カ月で 不明者の死亡を推定する特別法が成立しています。おそらく被災地の多く地で合同の慰霊祭が行われることとなると思われます。現在の行方不明者の数は全国でまだ8,000人を超えています。

私の活動は短く小さなものでしたが、この先に被災地の復興があると信じたい。時間が経つにつれてこの震災の被災された方への意識から薄れ、復興支援の手が不足されることが心配されます。全国からもっと多くの、末永い支援が必要とされています。


爆弾でも落とされたかのような中学校のグランドでイベントが開催されました。イベントの歌声を聞きながら被災した中学校の校舎やグランドを一人で見てまわりました。ここに来て初めて泣きました。悲しいからではなく、こんな目に会っても元気な子供達やその姿をみて喜ぶ親、祭りを支える高校生ボランティア、ふるさとを歌う皆の力強い歌声… 普通に感動していました。

今回のチーム、皆が初対面で戸惑いの中、次第にチームワークがとれ必要とされた支援を届けることができたと思います。とても素敵なチームでした。この活動を支援されている日本老人福祉財団の皆様、静岡ボランティア協会の事務局の皆様、一緒に活動へ参加した静岡の災害ボランティアの皆さん、一緒に活動したゆうゆうの里・聖隷事業団の皆様、本当にありがとうございました。

今回の災害ボランティアへの参加で、行政や自衛隊の力、ボランティアの力、地域の力、一人一人の生きる力を見ました。避難されている皆さんが周りの人を共に支え、支え合い明るく過ごしている姿を見ました。
きっと、この道の先に目指す岩手や東日本の復興があると思います。被災された皆さんお身体に気を付けてお過ごしください。また機会を作り皆さんの故郷へ行きたいと思っています。お元気でいて下さい。
活動期間 H23.6.2~6.6 (実活動3日間)
活動地域 岩手県大槌町(拠点:遠野市まごころ寮)

私は5/31から既に活動されていたゆうゆうの里のスタッフさん3名のチームに6/3から合流しました。私たちゆうゆうの里第10次隊チームが行った支援は、入浴介助を必要とする方9名の入浴介助と避難所・自宅から施設までの搬送、必要物資の調達や新たなニーズ確認でした。実際には、避難所での長引く生活により体調不良となり、当日入浴のキャンセルの方も多かったです。小さな支援でしたが、あの時にあの場所であの活動ができたのは私たちのチームだけでした。
対象になる方は、市の保健師や地域包括支援センターから依頼があり、自宅が被災に会い避難所生活をされている方等で、自衛隊の設営する入浴施設では手すり等がなく入浴できず他の介護サービスが受けられていない方が中心でした。皆さん体調の変化はあるものの日常生活をまわりの方々に支えられ何とか自立して暮らしていました。
そこで出会う方皆さんが、仮設住宅へ移りたいとの希望を持っています。避難所生活の長期化による体調不良などが心配され、感染症の蔓延、ストレスや運動不足による機能低下など多くの問題を抱えています。仮設住宅の設置が進んでいくことを望みます。現在、避難生活を余儀なくされている方は全国で99,000人弱。

ただ仮設住宅へ移った後の生活にも課題があります。避難所生活ではあらゆる人の支援が受けられます。物資の調達や食事の提供、国内外からのボランティア慰問や避難者同士の支えなど。抽選に応募し徐々に仮設への移住、このため今までの人のつながりが断たれ、孤立化や生活困難、仕事が見つからないことによる経済的問題など、まだまだ支援は必要と思われます。

6/11で震災3か月がたちます。震災後3カ月で 不明者の死亡を推定する特別法が成立しています。おそらく被災地の多く地で合同の慰霊祭が行われることとなると思われます。現在の行方不明者の数は全国でまだ8,000人を超えています。

私の活動は短く小さなものでしたが、この先に被災地の復興があると信じたい。時間が経つにつれてこの震災の被災された方への意識から薄れ、復興支援の手が不足されることが心配されます。全国からもっと多くの、末永い支援が必要とされています。


爆弾でも落とされたかのような中学校のグランドでイベントが開催されました。イベントの歌声を聞きながら被災した中学校の校舎やグランドを一人で見てまわりました。ここに来て初めて泣きました。悲しいからではなく、こんな目に会っても元気な子供達やその姿をみて喜ぶ親、祭りを支える高校生ボランティア、ふるさとを歌う皆の力強い歌声… 普通に感動していました。


今回のチーム、皆が初対面で戸惑いの中、次第にチームワークがとれ必要とされた支援を届けることができたと思います。とても素敵なチームでした。この活動を支援されている日本老人福祉財団の皆様、静岡ボランティア協会の事務局の皆様、一緒に活動へ参加した静岡の災害ボランティアの皆さん、一緒に活動したゆうゆうの里・聖隷事業団の皆様、本当にありがとうございました。

今回の災害ボランティアへの参加で、行政や自衛隊の力、ボランティアの力、地域の力、一人一人の生きる力を見ました。避難されている皆さんが周りの人を共に支え、支え合い明るく過ごしている姿を見ました。
きっと、この道の先に目指す岩手や東日本の復興があると思います。被災された皆さんお身体に気を付けてお過ごしください。また機会を作り皆さんの故郷へ行きたいと思っています。お元気でいて下さい。
Posted by 春風火舞のヘモ総長 at 11:41│Comments(1)
│春風日記
この記事へのコメント
おつかれさまです^^
画像をありがたく使わせていただきます。
記事はブログ記事をそのまま使えばよかったかも(笑)
ゆうゆうの里さんや、静岡県災害復興支援隊の皆様は、現地で今も活躍しているようです。機会があれば、またボランティアに行ってみたいですね。
画像をありがたく使わせていただきます。
記事はブログ記事をそのまま使えばよかったかも(笑)
ゆうゆうの里さんや、静岡県災害復興支援隊の皆様は、現地で今も活躍しているようです。機会があれば、またボランティアに行ってみたいですね。
Posted by 法人南端施設のU at 2011年10月14日 12:52